『イカゲーム』『パラサイト』の音楽を手がけたチョン・ジェイル氏のインタビューが到着!2026年2月、日本初オーケストラコンサート開催!
Netflixドラマ『イカゲーム』や映画『パラサイト 半地下の家族』の音楽で知られる作曲家チョン・ジェイル氏が、2026年2月に日本で初めて開催されるオーケストラコンサートに向けて、来日インタビューに応じました。彼の音楽制作の裏側や、日本公演への熱い思いが語られています。
2026年2月21日(土)に東京文化会館大ホールにて、「チョン・ジェイル オーケストラコンサート」が日本で初めて開催されます。
『イカゲーム』や『パラサイト 半地下の家族』、『ベイビー・ブローカー』など、数々の世界的な映像作品の音楽を手がけてきた作曲家チョン・ジェイル氏。彼の世界観をオーケストラの生演奏で体験できる貴重な機会に先立ち、来日時に行われたインタビューが公開されました。

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音楽の旅路:ソロ活動から世界的な作曲家へ
チョン・ジェイル氏は、10代の頃にシンガーソングライターを夢見てソロアルバムを制作しましたが、その時は「失敗した」と感じたそうです。しかし、この経験が「誰かのために音楽を作る」という現在のスタンスに繋がったと語っています。彼は自身のことを、様々な感情や音楽素材の「収集家」だと表現し、常に新鮮さを追求する姿勢を持っています。

また、坂本龍一氏を「先生のような存在」と慕い、彼の音楽、特に映画『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽から大きな影響を受けたと話しています。音と音の間に流れる沈黙に音楽を感じる、魔法のような体験を『レヴェナント』の音楽で得たそうです。

『パラサイト 半地下の家族』に込められた深い意味
チョン・ジェイル氏のキャリアの転機の一つは、やはりポン・ジュノ監督との出会いでした。2014年公開の映画『海にかかる霧』で初めて音楽を担当し、その後『オクジャ』、そして『パラサイト 半地下の家族』へと続くことになります。
ポン・ジュノ監督は、スタッフ一人ひとりの潜在能力を最大限に引き出す才能を持つと語るチョン・ジェイル氏。特に『パラサイト』の楽曲《オープニング》では、「暗く、暗く、しかし希望に満ちた音楽が流れる」という脚本のわずか一行のために、大変な努力をしたそうです。

また、代表曲の一つであるバロック音楽風の《信頼のベルト The Belt of Faith》については、ポン・ジュノ監督のアイデアから生まれたと明かしています。貧しい家から裕福な家へ、あるいはその逆へと移動する劇中の構造を音楽に反映させ、正統派ではない「奇妙なバロック」で、ぎこちない優雅さや詐欺師たちを表現しました。
2025年公開予定のポン・ジュノ監督の最新作『Mickey 17』でも音楽を担当。世界各地の民俗音楽の要素を取り入れることで、ハリウッド映画でありながらもポン・ジュノ監督らしい新たな音楽を作り出したと語っています。
頭から離れない!中毒性の高い『イカゲーム』の音楽の制作秘話
世界中で大ヒットした『イカゲーム』の音楽制作は、映画とは異なり、とにかく多くの楽曲を作るのが大変だったそうです。コンサートでは、ドラマのために録音されたものとは異なり、オーケストラ向けに新たに編曲された8曲が演奏される予定です。
ゲーム中に歌われる「わらべうた」である《Moogoonghwaムクゲの花が咲きました》や《Round and round まるくまるく》などは、ピアノとコンピューターから始まり、途中からオーケストラが加わるような形で演奏される構想があるとのことです。

シーズン1のオープニングを飾る印象的なメロディ《Way Back then》は、小学生のゲームだからこそ小学校で使われる楽器を用いるという発想から生まれました。音程を不安定にしたり、リズムを不規則にしたりする実験を重ねた結果、監督も気に入り、現在の独自性のある音楽になったそうです。
シーズン1の第6話「カンブ」のクライマックスで流れる《I Remember My Name》は、親しい仲間を殺さなければならないという悲しいエピソードに合わせて、息苦しさを感じるような音符や、耳を塞いで聴いているような音を目指して制作されました。ピアノの弦に1000のレイヤーを重ねて、音と音の間に大きな空間があるようなイメージで作り上げられたと話しています。
また、ピンクの衣装をまとった運営スタッフを象徴する《Pink Soldiers》は、実は友人のキム・ソンス氏が約10年前に作った音楽だそうです。チョン・ジェイル氏がその曲の存在を思い出し、監督も気に入ったことから、長い間忘れられていたこの曲が『イカゲーム』で使われることになりました。
シーズン3の最終話で流れる《So It Goes》は、シーズン1のフィナーレを超える「本物のグランドフィナーレ」を意識して作曲されたとのことです。

日本と韓国への熱い思い
是枝裕和監督の映画『ベイビー・ブローカー』の音楽も、今回のコンサートで演奏されます。チョン・ジェイル氏は是枝監督の大ファンで、『万引き家族』は何十回観たか分からないほどだと語っています。是枝監督が韓国で映画を撮る話を聞き、「起用してもらえませんか?」とラブレターを書いたというエピソードも披露されました。今回は監督が「すごく喜んでくださった」という《Forgiven》と《To Be A Bird》の2曲が取り上げられます。
ソロアルバム『Listen』と『A Prayer』からも2曲ずつ演奏され、『A Prayer』には韓国の伝統音楽ミュージシャンがゲスト出演します。特に声楽のキム・ユルヒ氏は、韓国の国家無形文化財「パンソリ春香歌」を保持する国宝級の存在です。
日本での公演について、チョン・ジェイル氏は「韓国以外のアジアで初めて公演できること、しかも最も愛する都市である東京で演奏できることが嬉しくて仕方ありません」と語っています。幼い頃から親しんできた東京フィルハーモニー交響楽団との共演を「本当に光栄なこと」だと感じているそうです。
「『イカゲーム』などを通じて私の音楽は知っていただけているのではないかと思います。これらの楽曲が東京フィルと出会った時に、どんな魔法のような感情を生み出すのか? ぜひお楽しみいただければ幸いです。そして、これは文化交流でもあります。韓国と日本のアーティストの間に存在する接点をお楽しみいただけたら、これ以上嬉しいことはありません。」と、日本公演への熱い思いと期待を語っています。
公演概要
チョン・ジェイル/JUNG JAEIL Orchestra Concert
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開催日時: 2026年2月21日(土) 17:00開演 (16:00開場)
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会場: 東京文化会館 大ホール
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作曲: チョン・ジェイル/JUNG JAEIL
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指揮: 横山奏
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管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団
チケット料金 (全席指定・税込)
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S席:¥11,000
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A席:¥8,800
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B席:¥7,700
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C席:¥5,500
チケット販売先
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イープラス: https://eplus.jp/jungjaeil
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チケットぴあ: https://w.pia.jp/t/jungjaeil
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ローソンチケット: https://l-tike.com/jungjaeil
※未就学児入場不可
※車いすをご利用のお客様は S席をご購入の上、キョードー東京チケットセンター(0570-550-799 平日11:00-18:00 土日祝10:00-18:00) までご連絡ください。
お問い合わせ
キョードー東京 0570-550-799(平日11:00〜18:00 / 土日祝10:00〜18:00)
セットリスト


出演者プロフィール
作曲:チョン・ジェイル/JUNG JAEIL

映画・演劇・オーケストラなど多分野で活躍する韓国の作曲家・音楽監督です。ポン・ジュノ監督作品やNetflixドラマ『イカゲーム』の音楽で国際的に評価されています。エミー賞ノミネートやハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワードでの受賞歴も持ちます。ジャズピアニストとしての経歴を持ち、韓国伝統楽器と西洋音楽を融合した独自のスタイルを築き上げています。2024年にはソロピアノアルバム『Listen』をリリースし、2025年の映画『Mickey 17』でも国際的な活躍を遂げています。
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